はなみずき司法書士事務所
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7月 16 2008

いわゆる「ブラックリスト」について②

前回,ブラックリストとは何ぞや?ということを記載いたしましたが,今回はブラックになる期間(事故情報が登録されている期間)について記載いたします。

このブラックの期間は,情報の内容やその情報を扱う信用情報機関によって異なりますが,一般的には次のとおりです。

自己破産個人再生7~10年間
債務整理や延滞について→5年間

です。さらに,起算日については,自己破産や個人再生については開始決定を受けて登録されるので,自己破産においては免責許可決定,個人再生においては認可決定からではありません。
また,債務整理においては,任意整理を弁護士や司法書士に依頼され,その受任通知が業者に届いたときから5年間となります。ですので,任意整理をして完済してから5年間というわけではありません。

ただし,任意整理の場合,手続開始から5年間経てばブラックが必ず解消されるかとそうではありません。例えば,任意整理の返済中に延滞してしまえば,またその情報は登録されてしまいます。また,この5年間というのは,あくまで信用情報機関の登録期間であるため,個々の会社においては永遠に保管していることも十分ありえるため,その会社においては例え5年間経過していても借入れはできないと思われます。
例えば,A社に借入れをしていて任意整理をし借金はなくなったが,その10年後に借入れの申し込みをしても借入れはできない可能性が高いと思います。さらに,グループ会社(例えば,トライトやライフ,ワイドはアイフルのグループ会社です)で情報を共有している可能性もあると思いますので,その場合,グループ会社でも借入れができないと思われます。

よって,いわゆるブラックリストとしては5~10年で消されますが,5~10年経っても借りられない可能性は十分あると思います。

なお,巷で「ブラック消します!」みたいなガセネタがありますが,情報自体が誤りでない限り絶対にそのようなことはありませんので,騙されないようにしてください。なぜ「ガセネタ」と断言するかというと,信用情報機関自身が「情報が誤りでなければ絶対に消しません(Q3参照)」としているからです。

また,逆にそもそもブラック情報として記載されないこともあります。例えば,CICという信用情報機関は,弁護士や司法書士に任意整理を依頼した事実は登録していません(Q7参照)。ですので,CICのみに加入している会社の債務整理をしても,ブラックにならないことがあり,実際に過去の依頼者の中には,債務整理をして2~3年後に住宅ローンが組めたという話しもあります。

とはいっても,このような事例は極めて例外的だと思いますので,任意整理の場合は,最低でも5年間自己破産個人再生においては最低でも7年間は借入れ等ができないものだと思われたほうが良いと思います。

以上,「ブラック期間はどれくらい?」でした。

2コメント

2 コメント to “いわゆる「ブラックリスト」について②”

  1. ty2012/05/30 at 6:43 AM

    自己破産から10年以上経ています。
    先日ある金融機関に行ったところ、まだ2社が消していないということでした。
    ローンを組みたいのですが、その2社に直接お願いして、消すことは可能でしょうか?

  2. hanamizk2012/05/30 at 8:29 AM

    ty様

    こんにちは。司法書士の淵真一郎です。
    さて,当事務所では,コメント欄でのご質問及び匿名でのご質問にはお答えしておりません。
    というのは,司法書士は有料・無料に関係なく,回答した内容には責任を持たなければなりませんが,コメント欄でのご質問や匿名でご質問に回答してしまうと,私はどなたに対して責任を負うのかわからないためです。
    せっかくご質問いただいたのに申し訳ございませんでした。

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