はなみずき司法書士事務所
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8月 25 2015

アイフル,借金完済。

アイフル株式会社は,平成21年に事業再生ADRという手続を行い,金融機関等の債権者からの返済を一部待ってもらう手続を行い,財務の改善を進めてきました。
 

また,過払いになっている事件については,上記ADRを理由として大幅な減額を求め,逆に借り入れが残るような案件については,利息の免除などをせず強硬に請求することもありました。 
さらに,訴訟になった際も,週刊誌のアイフルに関する悲観的な記事を証拠として提出し,過払金を減額するよう主張してきました。 
 

そんなアイフルですが,ついに借金を完済するようです。

記事
 
 

これを受けて株価も上昇したようですので,市場もアイフルの経営が正常化したと判断したようです。
 

これまでに何度も書いておりますが,アイフルはこちらからの過払い請求に対して,「このままだと潰れるから大幅な減額をお願いします。」,「先生以外の方の多くが減額してくれています。」などと言って法的根拠の無い減額を主張し続けました。また,減額を飲まない事務所に対して本人に対しての調停申し立てや債務不存在確認の訴え,移送申立てなどあらゆる手段を使って対抗してきました。 

当事務所ではあくまで「依頼者のお考えがすべて」というスタンスですので,大幅に減額しても良いので和解して早期に返還してほしいということであれば早期に和解しますし,アイフルの倒産リスクを説明させていただいてもアイフルからは全額回収したいという方については判決まで戦いました。そして,当事務所においては後者の方が大多数でしたので,アイフルに関するご依頼のほぼ全件が判決になっています(中には他の事務所で「判決まではやらない」と言われて断られ,当事務所を紹介されて来られた方もいらっしゃいました。)。

結果として,アイフルは倒産することなく銀行団からの金融支援をすべて完済しましたので,全額請求して判決まで戦うという選択肢は正解だったと思います。

恐らくアイフルに対する過払い自体かなり少ないと思われますが,今後はアイフルの倒産リスクを考える必要はほとんどなくなりましたので,これまで以上に強気で戦えると思います。むしろ,経営が正常化したのであれば,訴訟前の交渉で全額返還してもらえるといいんですけどね。

現時点でも複数の対アイフルの訴訟が係属していますので,また過去の傾向と比べて変化がありましたらまたこちらで報告させていただきたいと思います。

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