はなみずき司法書士事務所
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4月 14 2011

丸和商事の債権者説明会で配布された資料について

丸和商事(ニコニコクレジット・アイリス)が先週末に事実上倒産し,民事再生の申立をしておりますが,それについての債権者説明会があり,そこで配布された資料についての情報が入りましたので,ざっくり記載いたします。

 

<再生手続に関する問い合わせ>
再生手続コールセンター
0120-256-925
受付時間 平日午前9時から午後6時まで

 

<申立に至る経緯>
昭和31年から個人消費者向け融資事業を行ってきたが,平成18年1月の最高裁判決以降,過払金返還請求が増加し,また,他社の民事再生,会社更生手続によって,ますます返還請求が増えたことから平成21年6月以降,新規の貸し付けを抑制し,店舗,従業員の削減,資産の売却をしてきたが,事業継続が難しくなったため。
申立前に,①過払金の支払いを先延ばしして事業継続,②銀行等の金融機関とだけ私的整理,③法的整理の3つの選択肢があったが,①は資金繰り的に不可能,②過払金の負担が大きいため,金融機関だけ整理しても意味がない,ということで消去法で③法的整理になった。
さらに,法的整理において,会社を無くしてしまう破産から,会社を立て直す会社更生,民事再生とあるが,東海地区において需要もあることから清算する破産はなく,手続終了後に失権してしまう会社更生となると,テレビCMをやって債権届出を促したり,住民票の追跡などやるべき事が多くなるので費用負担も大きい。一方,民事再生は自認制度があるから,平等を確保しつつ手続が迅速に進む。したがって,民事再生を選んだ。

 

<今後のスケジュールについて>
平成23年4月8日 民事再生手続開始申立て(包括的禁止命令)

平成23年4月中旬 民事再生手続開始決定・債権届出書等を順次発送・債権調査及び丸和商事の資産についての評定
なお,弁護士や司法書士が代理人となっている場合,債権届出書は本人ではなく代理人に送付する。

平成23年5月末頃 債権届出書締め切り

平成23年夏頃 再生計画案の立案

平成23年秋頃 再生計画案の認可

 

<過払金の取扱いについて>
1・すべて丸和商事の方で利息制限法所定利率で計算し,かつ,悪意の受益者としての5%を付加し計算する。また,すべての過払金債務を自認するため,債権届出がなくても失権することなく再生計画に基づいて支払う

2・過払金の計算結果は,開始決定通知書に併せて債権届出書に記載して送付する方法によって行う。

3・すでに判決,和解済みのものに関しても再生計画に基づいて支払う。また現在係属中の訴訟については中断する。
なお,減額して和解したものについては,和解前の全額を再生債権として扱う

スルガ銀行の支援を受け,できる限り弁済できるようがんばりますので,今後ともよろしくお願いします。
 

 

というような内容です。
基本的には,先日のブログの内容と同じだと思います。
また,情報が入り次第,随時更新して参ります。

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