はなみずき司法書士事務所
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2月 02 2011

武富士の支援企業

過払い債務等の負債が大幅カットになって身軽になる武富士の支援企業が5社に絞り込まれたとのことです。 

記事
 

5社のうち,海外企業についてはアメリカの投資ファンド2社,韓国の消費者金融,日本のJトラスト,東京スター銀行とのことです。

まず,アメリカ投資ファンドについてはさっぱりわかりません・・・。
 
次に,韓国については,2年ほど前にアコムとプロミスが進出を進めており,それに続いて武富士も進出しようとしていたのですが,逆に飲み込まれてしまう立場になってしまった訳ですね。韓国は日本と比べるとかなり金利が高い(30~40%台)らしいので十分儲かるんでしょうけど,武富士は日本での法律が厳しくなって商売が難しくてこのようなことになったのに,高金利でやっていけてる韓国の消費者金融が日本にきて商売ができるのでしょうかね。少し疑問です。
 
最後に,Jトラストと東京スター銀行ですが,どちらが良いかといえば,私は東京スター銀行の方だと思います。というのは,Jトラストはロプロ(「腎臓売れ!」で有名になった旧「日栄」です。)の完全親会社(PDF)であり,ロプロは過払金は法律の根拠無く値切ってナンボのスタンスですし,分割弁済にはなかなか応じない業者ですので,今後武富士の借入が残った場合に債務整理をしても分割弁済に応じなくなる可能性が十分予想されます
一方,東京スター銀行は,三菱東京UFJ銀行でいうところのアコム,三井住友銀行でいうところのプロミスといった銀行傘下の小口貸付の会社がありませんので,仮に武富士を傘下に入れればそのような位置づけになるのではないかと思います。そして,銀行傘下になれば分割弁済には応じないという横暴はしてこないと思いますので,どちらかといえば東京スター銀行の方が良いのではないかと思います。
  

なお,銀行傘下という訳ではありませんが,実はJトラストと東京スター銀行は保証業務において提携しています。
 
プレスリリース(PDF)
 

仮に東京スターが武富士を買い取った場合,各種保証業務を武富士に切り替えていく可能性もありますので,Jトラストと利害がぶつかります。まさに昨日の味方は今日の敵という感じで武富士の買取を巡り争うことになるのでしょうか。もちろん,保証会社を複数使うのは一般的なので問題ないかもしれませんけど。
 
いずれにしても,今後返済が困難になった場合にもしっかりと対応していただける業者に買い取ってもらえることを切に願います。

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