はなみずき司法書士事務所
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8月 02 2011

各社の過払金返還状況その2(プロミス株式会社編)

前回のアコムに続き今回はツートップのもう一つプロミスです。
昨年,福岡が本社の三洋信販(ポケットバンク)を吸収し,ますます大きくなっています。

 

プロミスはアコムと異なり,昔から訴訟提起前の和解提示が低い業者でしたので,ずっと訴訟をしているイメージです。
最近も訴訟提起前だと5割を10ヶ月後に返還するというような残念な提示しかしてきませんので,ほぼ100%訴訟をしていると思います。つまり,3万円や5万円といった低い金額でも訴訟をしているような状況です(訴訟費用を節約するため依頼者の同意を得てまとめて訴訟を提起しています)。

訴訟を提起した場合,アコムと異なり業績云々の交渉はしてこず,法的な争点(悪意,分断,時効等)に絞って交渉してきますので,交渉としては一番やりやすいです。というのは,争ってくるのは法的なものだけですので法的に筋が通った説明をすればちゃんと応じてくれるからです。ですので,特段争点が無ければアコム同様,利息を含めた満額から端数カットした金額を3~4ヶ月後に返還してくれることが多いと思いです。

 

一方,争点がある場合はがっつり争ってきます。特に悪意についてはかなり争ってくるイメージがあります。また,分断についても争ってきますが,分断についてはプロミスの取引履歴に再契約の有無の記載がありますので,ある意味やりやすいです(途中で空白期間があっても再契約の記載がなければあっさり分断の主張は取り下げてきます)。

そして,最大の争点は,リッチ(タンポート,クラヴィス等)から債権譲渡や契約切替された方の過払い問題です。最近,当事務所ではこの点が争点になるようなご依頼がないので和解の交渉状況はわかりませんが,裁判例としては当初はプロミスが優勢だったイメージがあるものの,最近はプロミス敗訴が多くなっているように思います。この点は,近日中に最高裁判決が出る予定となっておりますので,この最高裁判決に期待したいところです。
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最後に,プロミスは三井住友銀行グループに属しており,その頭取が昨年10月にプロミスを変わらず支援していく旨表明しておりますので業者の倒産が多くなっている中,他社と比べれば比較的安心できる業者だと思います。もっとも,銀行傘下でも倒産したり売却されることがありますので,三井住友銀行グループにいる間には請求された方が確実だと思います。

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