5月 29 2009
現在の各社の対応(過払いについて)
怒涛の5月が終わろうとしています(私は31日も仕事なので終わりませんけど・・・)。詳しくは書けませんが,司法書士の身分でありながら数千万円の訴訟(もちろん書類作成業務です)を遂行していたりとか,豊橋簡裁のあとに桑名簡裁とか,毎日がハードすぎてブログをまともに書く時間もありませんでした。来月は週一ペース以上で書きたいと思っています。
さて,前回予告しましたとおり,過払いについての大手各社の状況について記載したいと思います。ただし,これは当事務所に限った話であり,他の先生だったりご本人で交渉される場合にすべて当てはまるものではありません。その点を踏まえたうえでご覧いただければと思います。
アコム→訴訟前だと利息はつきませんが,ほぼ全額返還してもらえる状況です。また,訴訟を提起すれば,基本的には利息も付加して返還してもらえます。また,和解後の返還も3週間前後と極めて解決まで早い会社だと思います。
アイフル→訴訟前だとほとんど和解ができません。さらに,訴訟前の和解だと和解から返還日まで3ヶ月程度かかります(実際にはもう少し早めに返還されます)ので,任意での和解は難しい感じです。また,訴訟提起後の場合,20ページ程度の定型の答弁書がどっさり送られてきます。アイフルを相手に同時に何件も訴訟を出すと,同じ書類がどっさりくるので,ちょっと辟易します。また,基本的には利息を付加した上で和解できますが,返還までは2ヶ月程度と,少し時間がかかります。
武富士→なぜか,最近めっきり武富士と交渉をしていないので,リアルタイムでは状況は違うかもしれませんが,私の認識では訴訟前の和解は不可能です。1~2万円程度といった少額でない限り100パーセント訴訟をしていると思います。ただ,訴訟を提起すれば,利息を付加したうえで和解できることが多いと思います。なお,知り合いの司法書士の話だと,最近はしっかり争ってくるそうですので,簡単にはいかないかもしれません。したがって,最近の返還までの期間もよくわかりません。
プロミス→アイフルと同じような感じで,訴訟前ではほぼ和解ができません。また,訴訟後の対応は,アイフルと違って大量かつ定型の答弁書を送ってくることはありませんが,対応については基本的に同じだと思います。また,返還までは和解から2ヶ月程度です。
レイク→新生フィナンシャルと商号変更してからは,すこぶる良心的な会社です。過払い金返還請求書を送ると,早ければその日に,利息を付加した金額から端数カット程度で和解できます。したがって,最近はまったく訴訟をしていません。さらに,返還までは2ヶ月行かないくらいなので,早いほうだと思います。
三洋信販→この中では,一番残念な会社です。いつも期日の前日夜遅くに答弁書や準備書面を送ってきます。大したことは書いていないのですが,それに反論するにはさすがに時間が足りないので,余分に期日が入ることとなります。また,和解の打診も元金すら届かない状況ですので,それを踏まえて和解するか,判決まで行ってしまうこととなります。テレビCMやってる会社のくせに散々です。
これ以外にも消費者金融はたくさんありますし信販会社もありますので,ぜんぜん網羅されていませんが,参考になればと思います。
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