3月 08 2012
最近の過払い事情
最近の過払金返還事情です。
一般論として,大手の業者の対応は良くなってきていると思われます。
特にプロミスなんかは,一昔前は5割を8ヶ月後とかいう絶対に和解できない案を提示してきていたので,ごく少額を除き全件訴訟になっていましたが,最近は比較的良い割合を出してくるようになりました。ただし,返還期日がすこぶる遅いことは変わっておりませんので,やはり訴訟になるケースが多いです。
レイクに関しては逆で,ちょっと前までは訴訟前でも満額の提示がありましたが,最近は7~8割という提示ですので訴訟が多くなっていると思います。もっとも,訴訟を提起すればすんなり解決できますので,あまり大した問題ではありません。
また,アコムやアイフルなどは訴訟前に和解することも多くなってきています。
やはり,過払い請求の件数自体が大幅に減ってきていると思われますので,業者の状況も良くなってきていることが伺えますね。
一方,中小の業者の衰退は目を覆うものがあります。
最近だとユアーズの対応が以前にも増して悪化しています。もともと,ここは判決を取っても返還しない業者でしたので,執行したり債権譲渡によって解決することが多くありました。ただ,少額の過払いだと費用対効果として合わないので,「1年後の返還」という条件を和解をしたこともありました。そして,先日その1年が経った訳ですが,FAX1枚で「状況が悪化したので和解した金額は払えません」と知らせてきたっきり,何の連絡もしてきません。さらに,先日ご依頼をお受けした別件については,和解しても払えないといっていたはずが「1年後の返還で和解して下さい」との打診がありました。まぁ,ほんと凄いです。
ということで,大手に関しては分断等の争点がある場合を除き,基本的には返還されると思いますが,中小については極めて難しい状況にあると思います。もっとも,とある中小の業者に対して強制執行したところ,無事回収できたケースもありますので,絶望的という訳ではありません。
いずれにしても,大手もそうですが,中小については本当に急がないと厳しいと思います。
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