9月 17 2007
クレディアのはなし
若干、記事としては出遅れ感がありますが、クレディアが破綻(民事再生)しました。
→プレスリリース
→ニュース
ニュースの記事によると、やはり過払い金の返還が相当重荷だったようです。プレスリリースによると、全体の債務が約760億円のうち、過払い金の返還に備えた引当金が200億円ということは、30パーセント近くが過払い金返還のための「負債」ということになります。しかも、引当金は確定した金額ではないため、これ以上の過払い金を返さなければならない可能性もあります。
とすれば、現時点で「バンザイ」して、一から出直すという結論が出たのもやむなしかと思います。
ま、こんな話はさて置き、現在クレディアと取引のある方及びクレディアに対し過払い金の請求をしている方について直接関係の出てくることを記載いたします。ただし、クレディアは現段階で再生手続の「申し立てをしただけ」です。今後の状況により結論が変わる可能性も十分ありますので、すべてを鵜呑みしないようにしてください。
1・現在、クレディアと取引があり、借金が残る方
基本的にはこれまでと変わりません。期日が来たら返済をしなければなりません。
また、数ヶ月経ち、クレディアの事業を引き受ける企業が出てきた場合には、その企業に対して返済することになりますし、債権譲渡によって新たな企業が登場してくるかもしれません。どのようになっていくのかは分かりませんが、今後については、クレディアから何らかの連絡・通知があるものと思われます。
少なくとも借金がチャラになるということはありません・・・。
2・現在、クレディアと取引があるが実は過払いである、もしくは、取引はないが過払い金の請求をしている方
残念ですが、(クレディアの資産によって変わりますが)数パーセントしか返ってこない可能性が高いと思われます。また、最悪の場合、再生手続が認められず「破産」に移行することもあるため、まったく返ってこない可能性もあります。
「もともと、違法な金利を取っておきながら、過払い金を返せなくなったら裁判所を使ってチャラにすんのかよ!(# ゚Д゚)」というお気持ちはよく分かりますが、いわゆる「無い袖は振れない」というのと同じ理屈です。
ただし、アエル(会社更生法の適用を受けながら,過払い金については全額請求できる)のように裁判所が英断を下してくれる可能性もありますので、 そこに期待するしか無いように思います。
3・クレディア株をお持ちの一般投資家の方
こちらも残念ですが、数日のうちに価値はゼロ円に近い金額になってしまうと思います。
私もライブドアで経験済みです・・・(今でも株券を持っています)
3については、あまり関係ない方が多いと思いますが、1・2に該当する方については、再生手続の内容によって状況が変化することが多分にありますので、各種報道やクレディアから来るであろう連絡・通知等に注意していてください。
東証一部上場企業の消費者金融が破綻する時代です。
記憶新しいところでは、三洋信販とプロミスの経営統合の話やレイク身売りの話もあります。嫌らしい感も否めませんが、過払い金の請求をするなら早めの方が良いと思います。
追記
当事務所の依頼者の方の状況を調べたところ,未和解の方でクレディアに対して過払い金が存在する方はいらっしゃいませんでした。また,和解済みの方では,9月14日までに全額返還されておりました。9月14日はまさに「破綻報道」の当日でしたので,過払い金を振り込む担当社員も寝耳に水の出来事だったんでしょうね。
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