9月
20
2008
前回の記事のとおり,三和ファイナンスの破産申立がなされております。
先日,三和ファイナンスの破産申立をした弁護団より,三和へ返済してしまうと三和が財産を隠匿する可能性が高いので,できる限り返済を見合わせてほしいとの連絡がありました。
しかし,破産申立と破産開始決定(昔の破産宣告)とは別ですし,さらに破産開始決定と三和への返済は別物です。
このようなわけがわからない会社ですので,一度の滞納でいきなり訴訟を起こしてくることも無いことは無いと思いますし,上記のとおり,破産と三和への返済についてはまったく別物ですので,現在,三和への残債がある方は約定日には返済をすべきだと思います。
なお,4年以上取引をされているようであれば,すでに借金が無いことが考えられます。もし,借金が無いのに返済をしていた場合,法的には過払い金返還請求をすることができますが,そもそもその過払い金が返還できなくて破産申立をされてしまうような会社ですから,過払い金が返還される可能性は極めて低いと思います。
ですので,現在三和への債務が残っている方は,三和へ「取引履歴」の開示請求をしてみてください。取引履歴の開示を行い,再計算を行った結果,過払いであれば支払う必要はありませんし,逆に債務が残るようであれば,このまま返済を続けていただくか,ご自身で特定調停を行うか,弁護士や司法書士に任意整理をご依頼されるかの三択になると思います。
なお,債権調査の結果過払い状態になっていたが,過払い金が少ないため,返還請求を行わないということであれば下記の内容の書類を内容証明郵便にて送付していただくことで,以降,三和からの請求は止まると思います。
→債務不存在確認通知書
9月
12
2008
業界内では最悪の対応だった三和ファイナンスに対し,債権者破産の申立が行われました。
→記事
当事務所にご依頼の方々はご存知かもしれませんが,当事務所の委任契約書の中に「三和ファイナンスの過払金については現実的には回収はできない可能性が極めて高い」という旨の記載があります。
上記の記事にもあるとおり,三和はまったく争点が無い訴訟についても時間稼ぎのために引き伸ばしの準備書面を出してきます。中には,ニワトリの頭のような髪型の社員が裁判所に出てきて意味不明な答弁を繰り返すこともありました。そして,最終的には判決になりますが,三和は敗訴判決を完全に無視します。当然,無視するのであればこちらは三和の預金口座に対して強制執行を行うのですが,三和は入金があるたびに引き出しているらしく,一切口座にはお金が残っておらず空振りに終わります。
以前行った強制執行では,差押えが競合し,1,000万円近い債権額に対して,約2,000円しか入っていませんでした。しかも,強制執行をするにも1~2万円程度の実費がかかりますので,完全に赤字です。
こんなような状況ですので,上記のような文言を契約書に入れるようになってしまいました・・・。
おそらく上記の記事を見て不思議に思う方もいらっしゃると思います。
「三和は破産したくないって行っているのに,破産なんかできるのか?」
破産申立は債権者(今回の場合だと三和に対して過払金債権をもっている人)及び債務者が申立をできる(破産法18条)ことになっていますので,債権者だって申立はできます。以前あった耐震偽装問題のヒューザーについても購入した住民が債権者破産の申立を行っています(ヒューザーに対する損害賠償請求権)。
そして,債権者破産を申し立てられた三和としては,審尋期日において破産状態(債務超過)に無いことを裁判所に説明すると思います。あとは,裁判所の判断次第です。
次に出てくるであろう疑問として,
「破産させたらお金が返ってこないのに,なぜ破産をさせるのか?」
破産をすると,破産者(三和)の財産等は裁判所から選任された管財人の管理下に置かれ,三和の社員などは一切の財産の処分ができなくなります。こうして,財産をかき集めて(保全して),配当は少ないですが,過払い金を持っている人たちに少しでも分配しようというものです。もし,このまま何もしなければ三和は財産隠しにひた走っていたと思います。
ただし,まだ三和の破産が認められたわけではありませんので,今後の動向を注意深く見守る必要があると思います。
※注意
現時点では破産が認められるかどうかはわかりませんが,仮に認められたとしても現在返済している方の返済義務が免除になるわけではありません。返済期日が来た場合は返済しないと滞納になってしまう可能性が高いです。安易な返済の中止はしないようにしてください。
9月
11
2008
ご相談に来られる方の半数近くの方が,パチンコ(パチスロ)や競馬といったギャンブルに関連する理由で多重債務に陥ってしまっているように思います。
もしかしたら以前も書いたかもしれませんが,私は一時期,パチスロで生活していた時期がありました。また,以前勤務していた事務所の上司が競馬が大好きだったため,1年程度,競馬にもハマった時期があります。
ですので,普通の人よりは,パチンコや競馬についてかなり知っている方だと思います。
そこで,今日はパチンコ等のギャンブルについて思うことを書いてみようと思います。
さて,パチンコ等のギャンブルで多重債務に陥ってしまう理由はいくつかありますが,最大の理由は,
「勝った金額よりも負けた金額の方が多い」
これに尽きると思います。当たり前ですよね。
ですので,
「負けた金額よりも勝った金額の方が多い」
という状況であれば,多重債務に陥る可能性は少なくなります。
ただし,生きていく以上,単に勝った金額が多いだけではなく,生活できる分以上は勝たなければならないことになります。
ちなみに,自慢になってしまうかもしれませんが,私はおそらくパチンコ等のギャンブルについて,生涯トータルでは100万円以上のプラスになっていると思います。しかし,100万円勝ったとしても年収100万円では生きていけません。ですので,私はこの生活は1年程度で辞めてしまいました(当時は大学生でした)。
話しを戻して。
では,この「負けた金額よりも勝った金額の方が多い」という状況を作り出すことは可能でしょうか。
もちろん,1回だけの勝負であればたくさんの方が可能でしょう。しかし,長期間に渡って実現しようとすると,(中にはいるでしょうが)理論上はまず無理だと思います。
その理由が,「控除率」の問題です。
違法カジノなどは知りませんが,一応日本で認められているギャンブルは必ず胴元が勝つように出来ています。
パチンコであればパチンコ店
競馬であればJRA
宝くじであれば国
などが胴元です。
そして,その胴元が必ず持っていく割合が控除率となります。
例えば,宝くじの控除率は約50パーセントです。
つまり,1万円分の宝くじを買ったとしても当選金の期待値としては5,000円になるということです。逆に言えば,totoで6億円当てようと思うと,12億円程度使わないと当たらないということになります。
また,パチンコの場合はイベントや打ち手の力量によっても差が出ますが,大体13~14パーセントです。つまり,1万円使うと,戻ってくるのは8,700円前後ということです。
競馬については,単勝及び複勝は20パーセント,それ以外は25パーセントです。
1万円を複勝で賭け続けると,1万円が8,000円になり,8,000円が6,400円になり,6,400円が5,120円になり・・・という感じでいつかゼロになります。
なお,念のために申し上げると,6億当てるために12億円必要とか,競馬で1万円を複勝で賭け続けるといつか無くなるというのは,あくまで理論上の問題であり,確率の問題です。中には1万円で6億当てる人もいるでしょうし,競馬で一財産築く人もいるでしょう。しかし,そんなのはごくごくごく稀なケースであり,長くやればやるほど確率どおりに収束します。
そして,多重債務に陥ってしまう方は長くやっている方ばかりですので,どんどん負け額が大きくなっていきます。
ということは,
「やらないのが一番」
ということになりますよね?少なくとも私はそう思ったので,遠い昔に辞めてしまいました。
「そんなの頭ではわかってる。でも辞められない!」
という方も多くいらっしゃると思います。そして,その気持ちも良くわかります。
じゃ~どうすれば良いのか。
「テレビゲームのパチンコや競馬を飽きるまでやってください。」
正直,この方法は私個人的には絶大だと思っています。
というのは,テレビゲームで飽きてしまうと,実際にパチンコ店に行ってまでやろうと思わなくなるんです。なお,パチンコについては,テレビゲームよりも実機の方が,より飽きると思います。私は実機を2台持ってましたが飽きてすぐ売ってしまいました。
また,競馬についても,少しやらないと馬の名前がわからなくなるので,どの馬に賭けて良いのかわからなくなり,つまらなくなります。
「辞めたいけど辞められない」
ではなく,
「辞めたくなるくらいやってみる作戦」
です。
私の周りでは,結構この方法で卒業した人が多いので,どうしてもやめられない方は一度試してみてはいかがでしょうか。
9月
08
2008
昨日ソフトバンクのアドレスでお問い合わせをいただいたK様。
記入いただいたアドレスが誤っているか,ドメイン指定により事務所からのメールがお届けできないようです。こちらをご覧になりましたら,直接info@8732ki.comまでメールをお送りいただくか,0561-61-1514,090-9913-7029までご連絡をお願いいたします。
以上,お知らせでした。
9月
04
2008
本日は朝から裁判等で常に外に出ているため,事務所へ戻るのが16時頃になる予定となっております。それまでにいただいたメールにつきましては16時以降,順次回答させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願い致します。
以上,お知らせでした。
9月
02
2008
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8月
28
2008
だそうです。→ニュース
もともと,グループ会社だったので,特段大きな変化があるとは思えませんが,ますます銀行のカードローンの保証会社化していってるような気がします。つまり,銀行本体には何らリスク無く儲かるカード事業を拡大し,銀行がどんどん儲けていくのでしょう。
そして,そのような銀行の傘下に入らなければやっていけないということは消費者金融の将来は決して明るくないことを鮮明にしたと思われます。
しかし,アコムへの分割弁済の振込口座は9割以上,三井住友銀行なんですが,この辺はいいんでしょうか,三菱UFJさん・・・
8月
24
2008
8/25は私が静岡へ行っているため,終日事務所におりません。
いただいたメールについては,26日の朝一で回答させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが,よろしくお願いいたします。
以上,お知らせでした。
8月
23
2008
仕事中はいつもラジオが流れているのですが,この2週間程度は常にオリンピック中継が流れていました。
序盤は水泳や柔道,後半はソフトボールに野球や陸上など,興奮・感動するものばかりでした。
内柴選手の大会第1号の金メダルや女子ソフトボール悲願の金メダル,レスリング伊調姉妹の絆の深さには大変感動しました。特に昨日の400メートルリレーの銅メダルは,日本陸上界の思いの詰まったバトンが繋がった,まさに「金」と「同」じ価値のある銅メダルだったのではないかと思います。
一方,ソフトボールの決勝で敗れたアメリカチーム。その中のブストス選手は素人目に見てもすごい選手だと思います。22打数11安打。うち6本のホームラン・・・。決勝戦でも唯一の失点はブストス選手のホームランでした。解説の宇津木さんもバットに当たった瞬間に「アー!」と叫んでいたほどの恐ろしいバッター。さすがの上野さんも最終打席は敬遠(故意四球)でした。
こちらを見ても優しい顔立ちで人の良さがにじみ出ています。どうやら,生い立ちは厳しい環境だったそうで,今回の北京オリンピックでの金メダルはアメリカ,ブストス選手にとっても悲願だったと思います。
日本の金メダルの裏に,このような様々なアナザーストーリーがあるのものオリンピックの醍醐味ですね。
また,野球の岩瀬の不調やGG佐藤の落球,男子サッカー全敗,女子マラソン土佐選手の棄権,シンクロ初のメダルなしといった予想通りの結果が出ないものもありましたが,それぞれに感動させてくれるものだったと思います。例え3敗しても,私は今でも一番好きな野球選手は岩瀬投手です。この悔しい想いは,ぜひドラゴンズに戻ってきてからの巨人戦での対イ・スンヨプの時に発散してください!
そんな,毎日感動させてもらるオリンピックが明日で終わってしまいます。そして,夏も終わってしまいます。
8月下旬。
それは,宿題に追われていた日々。
8月下旬。
出校日に提出しなければならない,工作の宿題にやっと取り掛かろうかと切羽詰っていた日々。
実に,憂鬱な日々。
しかし来月にはワールドカップ予選もあります!
来年はWBCもあります!
これらを楽しみに毎日を過ごしていきたいと思います。
追記
さっき、オリンピックでの中国の応援について批判的な報道がされていました。
確かに、静かにするところを騒いだり、相手チームに「殺!」という応援はいかがなものかと思います。
ただ、ちょっと待てよと。
日本で開催される国際的なバレーボールの大会の応援は、果たしてスポーツの応援と言えるのでしょうか。日本チームは常にゴールデンタイムに試合を組まれ、試合前にはジャニーズの歌とダンス。試合中にはマイクパフォーマンスに声のあった「ニッポン!」の声援。まるで何かのコンサートです。
他国の批判をする前に、自国の応援の仕方についてももっと報道してくださいよ。マスコミさん。
8月
18
2008
お盆休みが終わり,事務所でメールを確認すると凄まじい数のメールが届いておりました。順次返信しておりますが,メールについてはすべて私一人で対応しているため,物理的に間に合っておりません。
何とかがんばって返信しておりますので,回答が届いていない方はもうしばらくお待ちいただきますようお願いいたします。遅くなってしまい本当に申し訳ございません。
そういえば,本日13時にオンラインで登記申請をしましたが,先ほど完了したとのメールがきました。実質4時間程度で完了するとは,どうやら,法務局はお盆明けでも暇みたいですね・・・。